アンケート結果やビッグデータにより、戦略を立てたい場合の解析方法を説明します。パラメータが5以上の場合は「コレスポンデンス分析」を用い、5未満の場合は「数量化3」という方法を用います。統計ソフトMinitabを用いて実行してみましょう。統計ソフトRでも解析できると思います。原理的なところは、まだ理解できていないため、Excelを用いたワークシートは、後日説明します。
資料をご覧ください。→ コレスポンデンス分析
p.1 左上のようなアンケート結果をシートに入力します。行が年代、列が料理名、数字は度数でアンケートで選択した人数を示しています。①統計→多変量解析→単純コレスポンデンス分析を選択 ②カテゴリー変数に、年代と料理名を選択、③分割表の列名に料理名、④行名に年代 ⑤結果およびグラフに全てレ点チェック ⑥OKをクリックします。
p.2 実行して得られたグラフを示します。 左の上下2つのグラフは、行(年代)と列(料理)のプロフィールを示しています。これを合わせたものが真中の対称プロットです。20歳代、30歳代および40歳代の好みが読み取れます。このグラフは対称プロットと呼びます。 非対称プロットは、年代と料理に関して影響度が大きいほど原点から外れていることを示しています。
数値でデータでない場合は、はい、いいえを1と0で置き換えて分析が可能です。今回のようなカテゴリーデータであっても相関関係を調べることが可能です。理論的な部分はまだ理解できていませんが、相関係数と主成分分析が関係しているようです。