数学の世界での証明ができていない未解決問題は多くあるが、最近はコンピュータにより桁数が大きい領域まで確からしいことは検証されてきている。
資料をご覧ください → 数学の予想問題
p.1 「2より大きい全ての偶数は2つの素数の和として表せる」というのが「ゴールドバッハの予想」です。数が多くなると素数の組合せも増えて来ます。右図を見れば、規則的な気がするのですが、素数の出現が規則的でないので、予測は難しいのかもしれません。
p.2 「コラッツ、角谷の予想」と言われるものです。(a)と(b)の手続きを続けるとどんな整数も1に収束するのです。これもコンピュータでは計算できても証明はできていないようです。
ここ何日か「予測」に関するトピックスを取り上げてきました。世の中には、まだまだ人間の知力の届かない原理があります。