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意図するものは何?

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復活の日」(著者:小松左京 発行所:角川文庫)を紹介します。最近話題になっている本です。読み始めてまだ、半分弱ですが、コロナウィルス蔓延を予言していたようなストーリーです。最後まで読んでしまうと、読まれていない方に結末が伝わってしまいそうなので、敢えて途中の時点でブログの話題にしました。是非、夏休み期間中に読んでみたらいかがでしょうか? 初版発行が1972年ですから、48年も前に書かれたSF小説です。 小松左京さんは、「日本沈没」で有名になり、私も若い頃読んで、本当に起き得るのではないかと今でも思っています。著者は、小説を書くに当たり相当取材をされたのではないかと思います。専門用語などが多く出てきたり、今読んでも古さを感じさせないことより、著者の先見の明のすごさを感じます。 バクテリオファージという専門用語も登場します。バクテリオファージについては、以前ブログでも取り上げました。「ウイルスの形は幾何学的?」をご覧ください。 情報を多く収集して、勉強された方の小説は読みごたえがあります。 「森羅万象 平均的なものからのズレをなくす方向に動く」で述べましたが、世の中何でもバランスがとれるあるいは平均的な方向に進むと言われています。 ウィルスがそのようなことを意図しているかもしれません。

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