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背景を知らないと意味不明

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久しぶりに英語の話題です。「英語イディオム語源辞典」(著者:清水建二 発行所:講談社)を新刊本コーナーから借りて来て、シャボン玉の実験をしながら読んでいたら(左手は軍手の上にシャボン玉を支え、右手にこの本を持ち)結構面白いのです。面白い表現をピックアップしてみました。詳細の解説は、是非、本を読んでみてください。

資料はこちら → イディオム

p.1 英語直訳意味の順に並べてあります。 英語から意味を想像してみてください。日本語と共通なこともあれば、全然意味が想像できないものもたくさんあります。このページは「cat」が入っているイディオムです。結構たくさんあります。「ネコとイヌの雨が降る」が「土砂降りの雨が降る」とは、言われてみればニュアンスは伝わります。

p.2 「a hair of the dog あなたを噛んだイヌの毛」「the dog days of summer 夏のイヌの日に」は解説を読まないとわかりません。

p.3 英語はリンゴ、日本語はゴマ。英語はリンゴで、日本語はミカン。 所が変われば、喩えにあげるものが変わるようです。

p.4 「all eyes」や「all ears」は、何となく意味が予想できますね。「play it by ear 耳で演奏する 臨機応変に行動する」は面白い表現です。 日本ではクシャミをすると噂をしていると表現しますが。英語では「someone’s ears are burning 人の耳が火照っている」と表現するようです。

p.5 「お山の大将」は、英語も日本語も似た表現ですね。「blow one’s own horn(trumpet) 自分自身のラッパを吹く 自画自賛する」も面白い表現です。私もラッパを吹いているので、常に自画自賛している? 「break a leg 脚を折れ 幸運を祈る、頑張って」は以前、演奏会の前に英会話の先生に言われてビックリした経験があります。

p.6 英語はウサギ、日本語はネズミ。と違う部分もありますが、逃げる場合やブタに真珠は同じですね。「button one’s lip 唇にボタンする 黙る、秘密を守る」や「drop ~ like a hot potato ~を熱いジャガイモのように落とす ~をさっさと捨てる」は面白い表現です。「down the road」は「将来」だそうです。ネガティブなイメージですね。upの方がポジティブでいいのにと思います。

p.7 上の4つの表現は、解説を読まないと全然想像できません。日常会話でこんな表現されたら困りますね。 お母さんが今日の夕食はカレーよ。と言うと息子が「hot dog」と答えています。これは「やった!万歳!」という意味だそうです。これも紛らわしい。 最後の「nature calls 自然が呼んでいる トイレに行く」という表現は登山やハイキングに行った時に使えそうです。因みに、日本では女性が「お花摘みに行く」、男性が大の用を足す場合は「キジ撃ちに行く」と使います。

過去ブログ「英語は楽しく勉強!!」で紹介した「long face」もこの本に載っていました。 これで、長期記憶に定着しました。語源を知らないと意味不明かもしれませんが、その方が覚えやすいかもしれません。

 

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