過去ブログ「反物質を平和利用できないか？」の中で、原発の汚染水を逆浸透膜や電気再生式純水機で濃縮できないかという話をしました。トリチウム以外の放射性物質が除去されてタンクに貯められているようです。 逆浸透膜や電気再生式純水機等の精製水装置でトリチウム以外の放射性物質は除去されていると思われます。ところが、トリチウムは「三重水素」で質量が３、半減期12.3年の放射性物質です。物理的には通常の水素と異なる性質ですが、化学的性質は同等なため、精製水製造装置では分離が困難です。 最近、近大の研究でトリチウムを吸着するフィルタを開発した記事を見つけました。実用化を期待したいものです。
トリチウム吸着フィルターに関する記事 → https://www.denkishimbun.com/sp/29684
一昨日のNHKのニュースを見ていたら、海中にタンク内の処理水を排出する件について、幅広く意見をきくパブリックコメントを募集する旨、報道されていました。 かねてから思っていたことを下記ホームページの連絡先に提出してみました。処理方法と風評被害対策について、専門家から見ると笑われるようなことかもしれませんが、提案してみました。 笑われると嫌なので、公表の際は匿名を希望しました。 皆さんも、良いアイデアがあれば応募してみたらいかがですか？ 以下のホームページに応募要領が書かれています。6月15日締切です。
経済産業省のページ→ https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/