「すぐに使えるビジネス英語便利帳」(著者:生駒隆一 発行所:研究社)を読んで、英語が得意な方は、当たり前のことなのかもしれませんが、気になった点について紹介します。
- メール宛名について: 受信者氏名が不明な「関係者各位」→「To whom it may concern:」, 同じ部内、チーム内の自分と同じ職位か部下の場合→「Dear Colleagues:」 宛名の後ろはコロン(:)です。
- 「貴殿の6月1日付のメールに関して、…」→「Regarding your email of June 1,…」、「6月1日に、〇〇についてメール送りました」→「On June 1, I emailed you regarding the 〇〇」、 「6月1日の電話会議で合意したように、…」→「As we agreed in the teleconference on June 1,…」、「○○について説明するためにメールします」→「I am writing to explain …」、「その他に、…」→「In addtion,…」
- 連絡: 「~をお知らせします」→「This is to inform you that ~」、「~をお伝え出来て嬉しいです」→「I am pleased to let you know that ~」、「残念ながら、~」→「Unfortunately,~」、「~を受領しました」→「We receive ~」
- 確認: 「~について確認してください」→「Please confirm ~」、「~を確認します」→「This is to confirm that ~」
- 提案、助言: 「~はどうでしょうか?」→「I suggest (that)~」、「~の方がよいと思います。」→「I recommend 〇〇ing ~」
- 返信を期待: 「連絡をお待ちしております」→「I look forward to hearing from you.」
- 期日: 「~までに」→ 「by」はその日を含む/含まない解釈がまちまちなので、「no later than ~(遅くとも~までに)」の方が適する
- ✖「Our Mr. 〇〇」→ 「Mr.○○, our project manager, will ~」が適する、 ✖「be prepared to ~(~するつもり)」preparedは「覚悟」を示す→ 「We can ~」、✖「at present satage」→ 「now」、✖「prior to ~(~の前に)」古い表現→ 「before~」、✖「reason why(なぜかという理由)」くどい → 「because of ~」、✖「regret to~(残念ながら)」→ 「Unfortunately, ~」、✖「undertake(請け負う)」否定的なことをやる意味→ 「carry out ~」
- 真夜中の12時(午前0時)→ 「at midnight」、昼間の12時(午後0時)→ 「at noon」
- ✖「June 1st, 2020」→ 「June 1, 2020」 日に序数(1st、2ndなど)は好ましくないそうです。知らなかった。今まで序数使ってました。
- 曜日の略: Mon. Tue. Wed. Thu. Fri. Sat. Sun. 、 月の略: Jan. Feb. Mar. Apr. May June July Aug. Sept. Oct. Nov. Dec.
- 1~9までは、「one」~「nine」と表記、二桁以上は数字表記、1つの文章に2つ数字がある場合は算用数字で統一、文の書き出しは文字で:「One hundrerd and fifty people~(105人が~」 ただし西暦は除く
- 不在の場合: 「I am out of the office~」 「out of office」は失職や政権離脱を意味するため「the」をつけること
- 帰社前のメール: 「after I return(戻りましたら)」 「when I return」と書くと帰社当日中に返信が必要になります
- 結辞:お客様宛は「Sincerely yours,」、友人や社内では「Best regards,」でもOK
いかがでした? 英語の慣習やニュアンスの違いはなかなかわからないので、気が付いた際に修正していきましょう。言葉は時代により変化していきますので。 この本は、他に電話対応や会議の進め方などもあります。