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バリエーション豊かな天然染料

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染料を色別にまとめてみました。

資料はこちら → 染料

p.1 を出す染料です。 遺伝子の「染色体」は、「ロッグウッドあるいはアカミノキ」の主成分である「ヘマトキシリン」で染められたことが由来だそうです。ギリシャ語で「色のついたからだ」が「染色体」なのです。 日本の「蘇芳(すおう)」はブラジルウッドで、この木を切断すると中心部が赤いのです。ブラジリンが詰まっています。この色素は酸性アルカリ性媒染の金属によっていろいろな色合いにそめることが可能です。 日本は「茜(あかね)」や「紅花(べにばな)」が有名です。 紅花は黄色から赤までいろいろな色でそめることが可能です。 絶妙な色合いですね。

p.2 コチニールは、「食紅」として、かまぼこ、イチゴ味シロップ、ハム、ソーセージによく使われています。この赤は、3種類の「カイガラムシ」から得ることができます。「ラックカイガラムシ」からは、ニスのような樹脂を得ることができます。アルコールに溶かしたものが「ロッカー」なのです。 昔のレコードは、この樹脂で作られていました。 は「インジゴ」が有名です。 日本では「」や「臭木」から得ることができます。

p.3 インジゴは水に溶けないため、水溶性の「インジカン」や「インドキシル」から作るものと還元型の「ロイコインジゴ」から作る2種類があります。このロイコインジゴは、古くは還元菌を用いる場合とハイドロサルファイトのような還元剤を用いる2種類があります。 還元菌を使う場合「藍を建てる」と呼んでいます。この藍の建て方は経験がないと難しいようです。ロイコインジゴが空気中で酸化されてインジゴになり定着します。

p.4 トリプトファンが変化してインジゴにになる患者がいるそうです。尿が青くなります。

p.5 黄色になる染料はたくさんあります。 身近なところでは、お茶のカテキンやカレーに入っているウコンがあります。カテキンは黄色以外に茶色緑色にも変化します。

p.6 紫色高貴な色として取り扱われてきました。貝紫と言って、貝の内臓から得られのですが、大量の貝が必要でしたので、お金持ちの偉い人でないと使えなかったのです。モーベインという化学染料が開発されてからは、庶民も使えるようになったそうです。

いかがですか? 天然染料も条件次第で種々の色合いが可能であり、奥が深いですね。

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