久々に自粛解除の図書館に出掛けて本を借りて来ました。やはり実物を見て借りたい本を決めたいですね。連休中は木工に集中していたので、今日は1冊半ぐらい一気に読んでしまいました。まだ読み始めた「AIに負けない子どもを育てる」(著者:新井紀子 発行所:東洋経済新報社)の中にRSTという単語が出て来ました。「RST」は、リーディングスキルテキストで読解力を見るためのテキストです。次の資料を読んで解答してみてください。
テキスト1はこちら → RST1
正解はこちら → https://www.nii.ac.jp/userimg/press_20160726-2.pdf
アミラーゼの問題は高校生で33%の正解率しかなかったのです。次は、少し難しくなります。
テキスト2はこちら → RST2
正解はこちらの動画をご覧ください。→ https://www.s4e.jp/about-rst
上述の著者が解説しています。私は、エベレストの問題間違いました。「エルブルス山」という山が本当にあるかわからなかったので、この情報だけでは判断できないとしました。この山はロシアにあるそうです。この問題は、エルブルス山が本当にあるかどうかは関係なく、エベレストが最も高いということを読み取って欲しい問題でした。 メジャーリーグ選手のグラフも間違い易い問題ですね。何と、東大新入生の52%の正解率だったそうです。
最近の傾向として、大量の情報の中からキーワードだけを追う癖が身についてしまい、文章の内容が精読できていないようです。ポルトガル人が追放されたという文章では、キーワードが入っているものの主語、目的語や述語がバラバラになり、意味が異なる文章の例を示しています。
このRSTを実施してみて、文章をじっくり読む時間を増やさないといけないという気がしています。