昨日より、今までの「品質工学」のブログからピックアップして英語バージョンの連載(日曜日毎)を開始しました。今までは、思いついた順にブログを書いていたので、結構、編集に苦労しています。おまけに英語なので。昨日の内容は研修では話していましたが、ブログでは触れていなかったような気がしています。過去に投稿していたとしても、復習の意味でもう一度話しますね。昨日添付の資料をご覧ください。
資料はこちら → QE1
p.3 3つのパラメータ(X,Y及びZ)について各々2水準ある場合、組合せは8通り(=23)ですね。下の図をご覧ください。直方体の頂点にある①、④、⑥及び⑦の影をxy、yz及びzx平面に投影すると何れの平面も4つずつ現れます。8通りの組み合わせは、この4点で代表できそうであることがイメージできますね。 では、4つのパラメータについて各々3つの水準がある場合の組合せは、81通り(=34)ですね。今度は4次元ですので、先日のブログ「ドラえもんのポケットは・・」で述べたように、4次元立体の頂点を三次元に投影したのが右図の直方体上の9つの頂点になるわけです。この場合はL9直交表を用います。 直交表は、多次元の世界へのドラえもんのポケットのようです。