以前にも聴講したことのある「セルフ・マネジメント」の研修を、本日、再度受講しました。昨日、設計の進捗の見える化として「ガントチャート」を話題にしましたが、偶然にも本日の研修に出て来ました。前回も同じ内容だったはずですが、今回は意識して聴くことができました。このガントチャートの前に、その計画の根拠が重要であることが示唆されました。例えば、「なぜその項目が必要なのか?」「検討に必要な時間の根拠は?」などを明らかにしておく必要があります。 つまりガントチャートを書く前の準備が大事だということです。 実際の業務の事例を基に研修生が業務分析を実施していました。問題点の原因はいろいろあるようですが、「インプット事項の不確実性あるいは情報不足」と「情報の見える化、共有不足」が主要因であるように見えました。 特に前者は上述の「前準備」が重要であることと同意ですね。最初こければ、後々まで尾をひくということです。何事も「最初が肝心」です。
講師の先生が「マネジメント」を漢字一文字で書くと何かわかりますか? 答えは「手」でした。 「手につく」「手を貸す」「手をかける」など意味する内容がマネジメントですね。実際「manus」というイタリア語が語源で「手で使う」「馬を馴らす」という意味があるそうです。ためになりますね。
同じ内容の研修であっても、少し期間をおいて再度聴く(聞くではなく)と新たな発見があります。「知識」だけに終わらず、実践しないと身につかないのかもしれません。 一昨日の「ファシリテータ研修」の講師が言っていました、「知識」と「技能」のどちらを教えるのが難しいか? 正解は「知識」です。「知識」は見えないからです。知っているだけ、理解している、使える、教えられるといろいろな段階がありますが、外観からでは、なかなか判断し難いのです。「技能」は習得すれば上手さ加減は見えるのです。
皆さんも、研修終わったら直ぐ実践してみることが身につく一歩です。