久しぶりにコンサートに行ってきました。やはり、ライブはいいですね。 研修生には右脳を鍛えるためには、ライブに行くべきだと勧めています。お目当ての演奏の前に、ビバルディの「四季」の演奏がありました。 改めて聴くと、四季が変わるようにいろいろ曲想が変わっていきますね。 冬の第1楽章は、氷をイメージさせる音を感じました。
昔は、最後に拍手する習慣がありましたが、最近は楽章と楽章の間でも好演だと思えば拍手する方が増えてきました。若い頃は、知ったかぶりして「協奏曲は3楽章あって、まだ最後じゃないのに」とか「指揮者によっては、楽章と楽章の間にインターバルをとらない人もいるから、拍手はするものではない」などと思っていました。 最近は、本当に良いと思えば拍手しても良いかなと思い始めました。
私はピアノ曲は、眠くなってしまうのであまり聞かないのですが、好きな曲があります。リストの「ラ・カンパネラ」です。以前にワイングラスの演奏を紹介しましたが、やはりピアノの方が表情豊かですね。 一番聴いてみたかったフジ子ヘミングの「ラ・カンパネラ」を聴いてきました。「カンパネラ」は「鐘」の意味だそうで、高い音で鐘がなっているのですが、その周りで流れるようなメロディーが響いているのです。
ライブの方が素晴らしいですが、動画にありました。 → https://www.youtube.com/watch?v=QssJ23iZE_s
辻井伸行さんは、こちら → https://www.youtube.com/watch?v=8EaXf6fOFnA&index=6&list=PLj7GlGb8383msHTMTvEm0-ruvkE1jPcIc
Natalia Kartashova → https://www.youtube.com/watch?v=QihpVhJ-yUU&list=PLj7GlGb8383msHTMTvEm0-ruvkE1jPcIc&index=1
Yundi Li → https://www.youtube.com/watch?v=hEnfZjqMSy0&index=2&list=PLj7GlGb8383msHTMTvEm0-ruvkE1jPcIc
BUSONI → https://www.youtube.com/watch?v=MGp6Hs6Yro0&index=12&list=PLj7GlGb8383msHTMTvEm0-ruvkE1jPcIc
聴き比べると、この曲程ピアニストの個性が出る曲はないと思います。どの演奏が好きですか? やはり、フジ子ヘミングの演奏が味がありますね。 皆様も、右脳を鍛えるためにライブ演奏を聴きにいきましょうね。