「中学生からわかる現代」(著者:古川英光 発行所:技術評論社)を紹介します。その中から、「構造色」についてのトピックです。「構造色」について「構造色とレーザー光の関係」「緑から赤へ」「知恵をもらいたい」「変わり種いくつか」「色素を使わないのに色彩豊かな構造体」でも取り上げています。物質そのもの自体に色はありませんが、構造によって発色する現象です。今回、「ヒドロオキシプロピルセルロース」の濃度を変えることで、色が変わる実験が紹介されています(表1)。ヒドロオキシプロピルセルロースが水に溶けることで、「リオトロピック液晶」になるために、この現象が起きます。詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
濃度で色が変わる実験→ https://www.mirai-kougaku.jp/laboratory/pages/170908.php
また、この液晶は温度を変えても色を変えることができます。以下の動画をご覧ください。
実験動画 → https://www.youtube.com/watch?v=VD2KPtAwQ04
ヒドロオキシプロピルセルロースを購入して、実験したくなり購入サイトを探したところ25gが3,000円ほどするのです。高価ですね。