Blenderの使い方を説明してきましたが、このソフトの良いところは、「Node(ノード)」を用いた関係図を用いて、色彩・表面粗さ・コントラストなどを調整することが可能です。次の動画を見て手順を記録しておきます。
ノードの説明動画→ https://www.youtube.com/watch?v=zIpMjHux-yo
まとめた資料はこちら → Blenderその5
p.1 ➀Shift+a→メッシュ→UV球をクリックして選択、②右下にあるレンチのようなアイコンをクリック→モディファイアー追加→生成→サブディビジョンサーフェスを選択、③右クリック→スムーズシェード、④「z」キー押す→マテリアルレビュー、⑤ビュー画面を引き上げます。
p.2 ⑥左上のアイコンをクリック→シェーダーエディターを選択、⑦編集→プリファレンス、⑧アドオン→Node Wranglerで検索→ Node Wranglerにチェック、⑨「N」キーで消す
p.3 ⑩球をアクティブにする→+新規をクリック、⑪エディター画面にノードが現れる、⑫Shift+a→コンバータ→カラーランプ、⑬カラーランプのカラーからベースカラーに線を結ぶ
p.4 ⑭球をアクティブにする。横スライドを右方に動かすと、球が黒くなり、数値は0を示します。⑮縦スライドを上方に動かして、茶色を選ぶ、⑯横スライドを左方に動かすと、球が白くなり、数値は1を示します。⑰縦スライドを上方に動かし黃色を選びます。⑱ Shift+a→テクスチャ→ノイズテクスチャとして、ノイズテクスチャのノードが生成されます。
p.5 ⑲Ctrl+Shiftを押しながら、ノイズストラクチュアをクリック、ノイズストラクチュアとマテリアル出力が線でリンクされると、ノイズストラクチュアの効果を直接見ることができます。⑳Ctrl+Shiftを押しながら、プリンシプルをクリックして元に戻します。プリンシプルとマテリアル出力が線でリンクされているはずです。
p.6 ㉑ノイズテクスチャの係数とカラーランプの係数を線で結ぶ、㉒ノイズストラクチュアをアクティブにして、Ctrl+Tにすると、テクスチュア座標とマッピングの2つのノードが自動的に追加されます。この2つは、ノイズの大きさや向きを調整します。試しに、マッピングのYの値を変化させてみてください。模様が変化します。
p.7 ㉓カーソルで3つのノードを選択→どれか1つのノードを摘んで左に移動して、ノイズテクスチャとカラーランプの間隔をあけます。㉔Shift+a→カラー→輝度/コントラスト、㉕輝度/コントラストのノードをノイズテクスチャとカラーランプの間に入れます
p.8 ㉖コントラストの数値を変えると球の模様が変化、㉗Shift+a→ベクトル→バンプとするとバンプのノードが現れます。バンプは、0~1の数値により、表面の粗さを変えるノードです。0のとき表面がツルツル、1のときマットになります。㉘バンプのノードをノイズテクスチャとマテリアルの間に入れる
p.9 ㉙輝度/コントラストのノードをShift+Dで複製し追加、カラーランプも追加して、マテリアルに関するノードが完成しました。
p.10 ㉚Shiftキーを押して、対象物をクリックし最後に球をクリック→Ctrl+L→マテリアルリンクをクリックすると、他の立体にも同じマテリアル情報がリンクして、色や模様が球と同じに変化します。つまり、一つの立体のマテリアル情報を設定すると、他の立体にも同じマテリアル情報がリンクさせて、同じ状態に変化させることができます。