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何人までわかるか?

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組織と人数の絶対法則」(著者:トレイシー・カミレッリ等 発行所:東洋経済新聞社)によると、会話に参加できる人数の上限4人だそうです(右図)。これは「メンタライジング」という能力が自分を含めて5人までしか認識できないことによるそうです(左図)。この「メンタライジング」とは、「自己や他者の言動、行為を心理状態に基づいた意味のあるものとして理解すること」と難しい定義がされていますが、簡単に言うと、自分や他人が怒っている、悲しんでいるなどの心理状態がわかることを意味します。空気を読めない人は、メンタライジング能力が劣っているということになります。シェイクスピアは、この事実を知っていたのか、1つの戯曲の中で4人を超えるセリフは無いそうです。以上のことにより、5人を超える会議体の議長は、事前に総意をまとめる事前準備を実施しないと、議事を円滑に進行できなくなるものと考えます。 新人研修でグループ分けしますが、この人数の効果を考慮して対応していきたいと思います。皆さんも、会議を招集する際は、上述の効果を考慮してください。

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