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別々がベター

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箱ひげ図Excelで描く場合に注意する必要がありそうです。私のやり方が拙いためかもしれませんが、資料にまとめました。

資料はこちら → 箱ひげ図その3

p.1 ①AとBのデータを一括選択して箱ひげ図を描くと、Aでは外れ値79を表示するのにBでは外れ値を表示しない場合があります。外れ値でない75の場合は、A及びBとも最大値75を示します。この不具合の原因は、まだ把握できておりません。これを回避するために、②Aの箱ひげ図を作成後、Bの箱ひげ図を「データ追加」を用いて追加する方法を用います。こうすることで、箱の色も別々に設定可能になるばかりでなく、「包括的中央値」と「排他的中央値」を別々に選択することも可能となります。データの最大値を79にします。①の場合は、Bの箱ひげ図に外れ値を示しませんが、②の場合は、Bにも外れ値を表示されています。右下図は、Aの最大値を75、Bの最大値を79にして②の方法で箱ひげ図を描いたものです。Aは最大値、Bは外れ値を表示することが確認できました。

p.2 右図のように、Aの最大値を75、Bの最大値を79とすると外れ値を正常に表示することがわかりました。 時により外れ値を表示したりしなかったりと、まだ不安定ですので、複数の箱ひげ図を並べて描く場合は、データを一括するよりは、別々に描いた方が間違いが少ないと思われます。

 

 

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