「AIに勝つ数学脳」(著者:ジュネイド・ムビーン 発行所:早川書房)からの問題です。
資料をご覧ください → 推測
p.1 円周上に点を置き、全ての点を直線で結びます。線で円を分割したパートの数を数えると、2倍ずつ増えていきます。5つの点まで記しました。問題は、6つの点の場合のパートの数を推測します。さあ、幾つでしょうか?
p.2 正解は、31個です。倍々であれば、16✕2=32個になりそうですね。算出式は、分割パート数=1+線の数+線の交点数 =1+nC2 +nC4で求めることができます。ただし、黄色のセルは計算不可です。 算出の導出は→ https://www7b.biglobe.ne.jp/~math-tota/suB/circlecut.htm
p.3〜5 生成AIに質問した結果を載せておきます。Gemini Googleでは3つ回答を示してくれます。32個、15個及び9個のようにばらばらの回答でした。
p.6 31個ではないですかと再度質問したところ、質問の仕方が悪いと指摘されてしまいました。AIは、不規則な変化にはまだまだ追従できていないようです。質問の仕方で、回答が変化してしまいますので、注意が必要です。