品質部門の新人研修を実施していますが、毎朝研修前30分弱で「感性を鍛える」講座を行っています。先週は、間違い探しを主にやってきて、本日は五感のうちの「嗅覚」について体験してもらいました。
資料をご覧ください。 → この木は？
p.1 ケースに入れた6種類の木片と手に渡した木片の匂いを嗅いでもらい、同じ匂いがするアルファベットを選ぶという課題です。
p.2 正解は、Bの桐でした。6種類の木片の中では匂いが弱く、認識し難いものを選択しました。桐のタンスなど、なかなか目に触れる機会が少ないので、難しかったかもしれません。防虫作用があるので、虫にとっては嫌な匂いなのかもしれません。キハダは黄色なので、見るとわかります。キハダの樹脂は、薬としても利用されてきたようです。楽器演奏趣味の方は、黒檀はわかるかもしれません。月桂樹の葉は、ローリエと呼ばれており、料理する人や食通の方はわかると思いますが、木の方はわかり難いかもしれません。
視覚や聴覚を使うことが多い昨今、嗅覚・味覚および触覚が衰えないように、鍛えましょうね。この嗅覚・味覚および触覚は、AIには苦手な領域だと思いますので。