泊りがけの2週間の研修が終了して、明日よりホームグラウンドでの研修が4か月続きます。 この2週間休まずブログを投稿しましたが、専門的なことが多くうんざりされた方も多かったことと思います。 可能な限り読みやすい記事になるよう心がけます。
今、研修の中で伝えている「私の好きな言葉」があります。 クリックしてください。 → 好きな言葉
p.1 いつも研修終了頃に話します。新入社員の皆さんは、期待・希望や夢を持って入社してきますが、配属先を知ると、希望に合致していないことが多いようです。そんな時に、この「置かれた場所で咲きなさい」(著者:渡辺和子 発行所:幻冬舎)を勧めます。 私が講釈述べるよりも手にとって読んでみてください。どのページから読んでも構わないと思います。
p.2 これは私の持論です。 上述の本にも同様のニュアンスの文章がありましたので、私の思いは合っていたのだと思いました。 ヒトの一生は天秤と同じなのではないかと思っています。「良いこと」と「悪いこと」、「幸せ」と「不幸」などが釣り合っているのではないでしょうか。 高額の宝くじに当たった方で、幸福になった方はおられるのでしょうか? 私は本当にくじ運が悪くて、当たったためしがありません。 そんな時、「くじで運を使い果たしていないから、今、幸せなんだ」と慰めています。 つまり、「良いこと」「幸せ」「くじに当たる」をプラス、「悪いこと」「不幸」「くじに外れる」をマイナスとすると、人生で起きたことを全部足すと「ゼロ」になるのではないでしょうか? 言い方を換えると、良いことを天秤の左、悪いことを右に載せると、釣り合うのではないでしょうか?
私の会社生活の前半分は、研究開発者として好きな仕事をさせていただきました。後半は、全くそれまでとは異なる部署に異動となりました。 異動直後の新天地では、「受け入れてもらえるか?」という不安がありました。 何か業務をお願いする場合に、どうしたら新参者の言う事を聞いてくれるか? そんな時、とにかく「誠意を持って与え続けよう」(=Give)と考えました。そうすれば、自分がお願いしたことをいつかは実施してくれるだろう(=Take)。 こうすると上手く回っていくことを実感しました。 ダメな上司は、「Take」ばかり要求していませんか? そんなダメ上司についたら、出し惜しみせずに上司にどんどん「Give」していきましょう。 いつか自分に良い結果として戻ってくるはずです。 「Give」と「Take」も釣り合っているのです。
p.3 「念ずれば花ひらく」(著者:坂上真民 発行所:サンマーク出版)もお勧めの本です。 いろいろな詩が掲載されていますが、この本を読んだ当時の私には、この詩に心打たれました。 「どうしてこんなに仕事しているのに自分は評価されないのか?」という思いがムラムラとしていた頃です。「足の裏から光が出る方が偉い」ということは、頭の上から後光を射している仏さんより偉い?ということになりますね。 味わい深い言葉です。
p.4 中学生の頃に読んだ高村光太郎の「牛」です。その頃、この詩が好きでした。今読んでもその思いはブレていません。
p.5 「相田みつを 語録」です。どれも味わいがあり好きです。
皆さん、自分の好きな「言霊」を探して、癒しましょう。