「これおもしろいが原点! 13歳からのサイエンス」(著者:緑慎也 発行所:ポプラ社)の中では、微小重力を用いた低磁性の分離技術を紹介しています。これも定時制高校の科学部の研究成果ですが、大学の研究と遜色ないですね。
文献はこちら → ltc168_016
図2のような実験装置を用いています。ネジウム磁石で測りたい物質を挟み、落下カプセルを落下させるとその物質が飛び出します。回収板の落ちた物質の移動距離を測定して、その物質の磁化率が推定できるようです。図5では、グラファイト、ビスマス、ダイヤモンドなどの違いが計測されています。下記動画をご覧ください。飛んでいく動画が見れます。大学院で研究するテーマを手作りの装置で実現するなんて、すごいことだと思います。予算(お金)がなくても、知恵さえあれば達成できることがあることには感銘いたします。
動画をご覧ください → https://www.youtube.com/watch?v=_OaEjVFJi0Q