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ばらつきのイメージ

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以前「組み立て品の分布は?」の中で、2つの部品を組み合わせた場合の寸法誤差に関して、統計的な話をしました。今読んでいる「バラツキの対処法」(著者:小池伸 発行所:技術評論者)という本の中に直感的にイメージできる図がありましたので、紹介します。

資料はこちら → バラツキその1

p.1 左図のように部品A及びBの長さの分布がある場合、部品AとBを接着させた組合せ部品Cの長さは右図のようになります。A及びBの分布はM個長さを計測すると収束するとした場合、組合せ部品CはM個ではなくM2の長さを計測してはじめて収束します。単純に足し合わせると上述のブログ資料の1ページのように2コブラクダのような分布となってしまいます。部品AとBの同じ長さとその長さでの確率を掛け合わせているだけで、それ以外の組合せを無視しているからです。

p.2 上述の本で紹介している図です。部品AとCの分布図は天地逆転していますし、部品Bの分布図は90度左に回転しています。の塗りつぶしの領域全ての組合せに相当しますね。各々分布の縦軸が確率で、Cの確率はAとBの確率を乗算後に、累積確率が1になるように正規化する必要があります。

いかがでしたか? ばらつきをイメージした図は理解が深まりますね。

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