「THINK AGAIN」(著者:アダム・グラント 発行所:三笠書房)を紹介します。プロローグにスモークジャンパーの話が紹介されています。以下のWebサイトにこの話が説明されています。
ドッジの行動 → https://note.com/healthandgravity/n/n0ddfd797b8df
ヒトは思い込みに支配され、発想を変えることが難しいですね。我々は、ドッジの行動をとることができるでしょうか? 消防士が消火道具を捨てていたら、火をつけるという正反対の方法を思いついたら、もっと生還する人数が増えたのですが、火を消さなければという使命感がバイアスとして働いてしまった事例です。これ以外で、この本で気になったことを紹介します。
資料はこちら → Think_again
p.1 著者は米国人なので、例えがピンとこないかもしれませんが、牧師・科学者・検察官・政治家の視点で思考するよう分類分けされています。各職業の方が皆そのような性格ではありませんが、イメージとして見てください。既にここに確証バイアスが働いてしまっているかもしれませんが。 単色の服を着用することが多いというのもバイアスですね。
p.2 我々は、過信サイクル的な行動をとりがちです。牧師・検察官・政治家的な考え方で行動してしまいます。これを「再考サイクル」に変えてみませんか?という話です。無知に気が付いて、好奇心を持って知識を得て、新たな発見をするというサイクルです。 一度立ち止まって、再考することが求めれれています。