本日の研修で、官能試験に関する質問がありました。分かり易い資料がありましたので、ご覧ください。
官能試験の説明資料 → https://takuminotie.com/blog/2020/10/17/post-19062/
官能試験は、人間の五感によるものなので、①パネリスト(評価者)の選定方法、②比較できる試験検体の準備、③数値化がキーポイントだと思います。 パネリストは、年齢・性別・素人か専門家・嗜好の違いなど目的に応じて選ぶ必要があります。 試験検体は、上述の資料に書かれた方法がありますが、明らかに違いあることが比較し易いように選ぶ必要があります。5種類ある場合は、1対ずつ比較していくことになります。 数値化することで、種々の分析法で解析可能となります。 数値化すると、以前「アンケート結果の解析」で取り上げた「コレスポンデンス分析」で解析することもできますし、「直線→曲線にして分類」で紹介した分類により閾値あるいは境界線を定めることができます。
人間の感性も結構精度がありますので、侮らないしてください。 ソムリエでなくとも。