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離れてみる

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僧侶・事業家・セラピスト・空手家の4つの顔を持つ大愚元勝氏の著書「離れる力」(発行所:三笠書房)を紹介します。昨日、忙しさから逃れる方法として、今置かれている環境から離れて別の作業に移る話をしましたが、たまたま借りてきた本のタイトルが「離れる」なので、共通するところがあります。最近「子どもたちの様子が、いつでもスマホでみられますよ」という謳い文句で幼稚園に導入されているサービスがあります。保護者は、親子間の距離が縮まり、監視装置で幼稚園の先生も悪いことができないだろうと評価しているそうです。著者は、「親離れ、子離れの機会を減らすことになると心配しています。また、「信頼」をもとにした人間関係を阻害する弊害も生じます。そして、「社員を監視するような会社は伸びない」とも言っています。安全のためにといって至る所に監視カメラを設置している事例もあります。監視カメラを置いたからと言って、事故が減るととは思われません。設置したことで、安心して誰も不安全な環境を見ようとしなくなるのです。安全管理者の責任逃れに過ぎないと思います。事故を起こした人の行動を責め、事故が起きる真の原因を事前に把握しないのは、管理する側の怠慢だと思います。

SNSは、便利なコミュニケーションツールですが、お互いの行動の自由を束縛し、信頼関係を崩壊させる危険性も有していると著者は憂慮しています。「忙しさ」の原因でもありますね。常に相手の反応を気にかけ、リアクションしなければならないからです。スマホから「離れる」時間が必要です。

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