「いまの科学でいちばん正しい 子どもの読書」(著者:堀田秀吾 発行所:Gakken)を紹介します。子どものための本と思われるかもしれませんが、以下のような疑問は、大人でも当てはまります。著者は、マンガ、動画、スマホなどを否定することもなく、また、本のジャンルも決めつけない方が良いとしています。サッカー好きな人は、サッカーのマンガを読むことから始めても良いと言うことです。そのマンガの中で、わからないサッカー用語が出てくれば調べるようにして、幅を拡げていくのです。吉川英治の三国志を読む前に、横山光輝の三国志を読むのも一つのやり方です。「本を読む」ことをネガティブなイメージにしないことが大事だと思います。いろいろな制約にこだわらずに、本を読む環境を整えていくことが必要です。
「読書すると学歴が高くなるってホント?」
「本好きの子にするためにすべきことは?」
「親が読書家だと、子どもも本好きになる?」
「電子と紙の本、効果は同じ?」
「読書をしている子はグレにくい?」
――ハーバード大、MITなどの最先端研究から、子どもにとって「最高の読書法」がわかる!