昨日「CSグラフ」を用いて改善度項目を視覚でイメージできる説明をしました。今回は、数値で定量的に判定する方法を説明します。
資料はこちら → CSグラフその2
p.1 昨日の説明資料の再掲です。
p.2 左下をご覧ください。第4象限が、重要度が高く満足度が低いので、原点から右下最下点に向かう基準線を引きます。ある要素のデータと原点を結ぶ直線と基準線の間の角度と距離を各々求めます。次に、修正角度指数=(90°−角度)÷90°で計算します。右下に変換のイメージ図を載せておきます。続いて、改善度指数=距離×修正角度指数を算出します。この値を用いて、改善のレベルを判定する表が右上です。指数10以上が即改善項目です。p.1のグラフの赤枠で囲った項目が数値の評価結果と一致します。定量的な評価の方が改善項目を選定しやすいですね。業務改善にも利用できそうです。
本日使用してExcelファイルです → CSグラフ