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それは眼ではありません

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光まで発生」で紹介した「人間には12の感覚がある」(著者:ジャッキー・ヒギンズ 発行所:文藝春秋)で深海魚が紹介されていますが、名前がなく特徴を示す文章だけなので調べてみました。「マクロピンナ・ミクロストマ」という名前のようです。 この魚、目のように見える黒い2つは鼻の穴で、目は緑色透明なカプセルの中にあります。頭が透明になっている魚なんているのですね。この目は動いて75度の視野角があります。因みに人間が45度です。動画の9:39辺りからご覧ください。深海には、まだまだ見たこともない生物がたくさんありそうです。深海は光が届かないので、暗い・怖いなどネガティブなイメージが強いですね。地上とは異なる進化をしていて、気持ちが悪い形をしていますが、その世界では当たり前の形なのです。

動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=oJIvn18SSfc

資料はこちら → https://www.mbari.org/news/researchers-solve-mystery-of-deep-sea-fish-with-tubular-eyes-and-transparent-head/

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