「この世でいちばん を科学する」(著者:ディヴィッド・ダーリング 発行所:原書房)から最初は、「断つ」です。以前「ラテラルシンキングの見本」で耐熱レンガを紹介しましたが、以下のデモンストレーションには驚かされます。高熱炉から出した後、素手で触っても火傷をしないのです。LI-900という断熱材で、シリカ繊維と空気でできたエアロゲルのようです。最初に触ろうした人は、勇気が必要だったのでしょうね。
スペースシャトルの耐火レンガ→ https://www.youtube.com/watch?v=Pp9Yax8UNoM
次の話題は、「最強の磁石」からです。16テスラの高磁場内のカエルを置くと空中浮遊します。地球の磁場が、30〜65マイクロテスラ、最強の磁石ネオジウムが1.25テスラ程度ですので、16テスラは非常に高い磁場になります。人を浮遊するにはどれくらい必要なのでしょうか? 理論的には45テスラ弱ぐらいで可能と考えられています。
浮遊するカエル → https://www.youtube.com/watch?v=KlJsVqc0ywM
3つ目は、「いつまでも残る」から残響の長いタンクの話です → https://www.youtube.com/watch?v=lLUcOFwZvyY
コンサートホールでは、ホール後方でも低音が聞こえるように低音の残響時間を長く設計されているようです。