「カプラン・マイヤー法」などについて補足説明しておきます。
資料はこちら → 群の比較
p.1 通常2つの群を統計的に比較する場合は、群の平均値や分散を比較する方法を用いますが、生存率が刻々と変化していく事例においては、「カプラン・マイヤー法」が有効であることを「途中でデータが消失した場合」で説明しました。
p.2 「カプラン・マイヤー法」において、「打切りデータ」を除いた場合と、除かない場合の生存曲線のイメージ図です。打切りデータは、赤のヒゲで示しています。打切りデータを削除すると生存率の確からしさが低減するようです。
p.3 「カプラン・マイヤー法」において、比較する際に、A.末期で差が拡がる場合、B.初期に差が認められる場合、C.交差する場合があります。2つの群を検定する場合、Aはログランク法、Bは一般化ウィルコクソン検定を持ちるのがベターのようです。