「エネルギーと運が必要?」の「創発現象」の分布は、左側に偏っていますが、数値が大きい右側にも多少存在しています。自然界などにもこの分布形状はたくさん存在しています。これらの現象も統計的に扱いたい場合は「対数正規分布」を用います。
資料をご覧ください → 対数正規分布
p.1 左上の貯蓄高、左下のマクスウェル・ボルツマン分布の他、生体では、右下表の赤枠のように「対数正規分布」が存在しています。
p.2 左に偏っている分布は、横軸の変数xの対数logxに変換させるだけです。貯蓄高の横軸xを対数にすると分布は正規分布の形状になります。
p.3 資産の場合、なぜこのような形状になるかの説明がされています。資産は長年のイベントの掛け算により形成されていくようです。Yの期待値(平均値)が0というのは納得できますね。儲けている人もいれば、損をしている人もいるわけだから。 地道にポイントを稼いでいくのが一番よいのかもしれません。