学びの大切さは何度も取り上げてきましたが、学びから成果を得ることができる方と学んで知識を得たものの活用できない方がおられます。「リスキリング大全」(著者:清水久三子 発行所:東洋経済新聞社)で、上述の著者は、成果のことを「学びの取れ高」という表現を用いています。この表現面白いですね。上述の本を読むかあるいは下記Webサイトをご覧ください。記事の中ほどにあります。
学び方に関する記事→ 学びの取れ高
上述の本を読んで、成果を得ることができる方とできない方の差を要約すると、
- 学んだ後に、知識やスキルをどのように活用するかを考えているか、学んだことで満足しているかの違いがある
- 学んだことを言語化して記録するかしないかの違い。「南を向いたときに、東側になるほうは?」でも取り上げましたが、インプットした後に記録としてアウトプットすることが大事です。この作業のことを「ラーニング・ジャーナル」と著者は呼んでいます。
最近、iPhoneのOSをアップデートした際に、「ジャーナル」というアイコンができていました。このアプリも記録を残す一つの手段ですね。 これ以外には、Instagramや以前紹介したnote「新しい情報の入手先、発信先」もジャーナルとして記録する媒体になります。 ブラックホールも吸収するだけでなく、いつかは放出するようですから。