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歯垢は直接の原因ではない

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30年以上も歯医者には縁がなかったのですが、さすがに歯も老齢化して、詰め物が取れたり、硬いものを噛んで欠けたりしてきました。歯科医の評判を聞いたりしても、なかなか信用できずに治療に出かけておりません。手遅れになると思いつつ。 今回、「歯医者選びの新常識」(著者:小西昭彦 発行所:阿部出版)を読んだところ、ますますどこの歯医者が良いか迷いそうです。前半について、忘れないようにまとめておきます。

資料はこちら → 歯医者選び

p.1 最新の設備サティフィケートをアピールする歯医者は遠慮しておいた方が良さそうです。また、直ぐに抜歯して高価なセラミックインプラントメタルボンド冠を勧める歯医者も注意した方が良さそうです。その人の症状に合わせた治療法を選定してくれる良い医者を見つけたいものです。定期健診で、歯垢除去、歯面清掃をしてくれますが、歯垢は歯周病の原因ではないので、定期検診に行ったからといって安心はできないそうです。プラーク(バイオフィルム、菌の塊)を除去することが重要で、毎日の歯磨きで除去しないと、直ぐプラークができてしまいます。経営重視の病院は、表の右欄のようなことをしているようです。

p.2 診療報酬の点数を表にしてみました。定期検診で実施する項目は、点数が少ないため、定期健診を勧めて短時間で回転する歯医者は経営のことを重視しているようです。定期検診は3ヶ月に1回の点数加点なので、毎月定期検診してくれるところは良心的かもしれません。ただ「かかりつけ歯科医機能強化診療所」に認定されている歯医者は、毎月定期検診しても点数が加算されプラス120点加算されるので、負担は大きくなるので、注意が必要とのことです。また、衛生指導は15分以上で保険点数がつくので、短時間で切り上げる指導の場合も要注意です。

親身になってくれる良い歯医者を見つけるのは難しそうです。

 

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