「日本人はなぜ科学より感情で動くのか」(著者:石浦章一 発行所:朝日新聞出版)を紹介します。といっても、まだ「はじめに」しか読んでいません。以前、ブログでも書きましたが、本を読む際に「はじめに」を必ず読んでから、読み始めます。著者の出筆の意図がほぼ書かれています。「科学リテラシー調査」というクイズが書かれています。試してみてください。8問以上正解すれば「サイエンスコミュニケータ」として合格のようです。
- 地球の中心部は非常に高温である。
- 全ての放射能は人工的に作られたもの
- 呼吸に使う酸素は植物から作られた
- 赤ちゃんの男女を決めるのは父親の遺伝子
- レーザーは音波を集中することで得られる
- 電子の大きさは、原子の大きさよりも小さい
- 抗生物質は細菌もウィルスも殺す
- 大陸は何万年もかけて移動している
- 現在の人類は原始的な動物から進化した
- ごく初期の人類は恐竜と同時代に生きていた
- 放射能に汚染された牛乳は沸騰させれば安全
さあ、いかがでしょうか? 正解は、○は1,3,4,6,8,9でした。 因みに、私は全問正解でした。科学が発達すると、正解が変わることも出てくるかもしれません。 「原始家族」という昭和アニメをご存知の方は、間違えたかもしれません。一度間違えると、その印象が頭に残っていて、間違った答えを正解と勘違いして覚えてしまうという経験はありませんか? 上述の本を読んで面白い話題があれば、また紹介します。