「1冊目に読みたいDXの教科書」(著者:荒瀬光宏 発行所:SB Creative)の中から、投資効果について説明します。
資料はこちら → DXその3
p.1 従前、投資効果ROIは、効果(利益)÷投資(資源)で算出してきましたが、DXの登場によりヒト・モノ・カネからデータ・ジカン・コトという要素も付加されため、分母が金額ではなく時間で計算することが求められます。AプランとBプランを下表にまとめています。従来の投資効果では、AプランがBプランより勝りますが、時間を尺度にする場合は、BプランがAプランに勝ることがわかります。DXを利用するといかに時間的に効率よく達成するかが評価となるわけです。
p.2 DXに必要なデジタル技術として、表のような項目があります。青字でキーワードを示しておきます。下表は、クラウドコンピューティングの種類をまとめておきます。守備範囲を黄色で塗りつぶしています。
DXの詳細は上述の本を読んでいただくとし、物事の価値観がDXにより変遷していきそうです。既に情報系の企業が、自動車産業に進出してきています。