ポワーポイントで図を描くことを、今まで自己流でやってきましたが、「パワポで描く!図とイラスト」(著者:澤崎敏文 発行所:パソコンソフト)という本で学び直しています。私が今まで曖昧にしていた部分や新たな知見をまとめてみました。既にご存じかもしれませんが。
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p1 左に3本実線が書いてあります。書式設定に「線の先端」という項目があり、フラット、四角及び丸が選択できます。フラット以外は少し長さが長くなるようです。 図形2つを一部重ね合わせます。2つを選択するとアクティブ(図形の周りに小さな□が表示)になりますので、「図形の書式」の円が重なっているアイコンをクリックすると中央のポップアップが表示されます。「型抜き」「切出し」「重なり抽出」「単純型抜き」などを選択してみるといろいろな形に切出しできます。切出しは見た目はわかりませんが、3つのパーツに分離しています。各々のパーツを動かしてみるとわかります。
p.2 長方形と円をつなげたものを重ねて、単純型抜きをしてみてください。波形になります。 トマトだけを切り出したいことがあると思います。この場合、円を重ねて型抜きした方が速いかもしれませんが、6角形を重ねて型抜きしてみます。6角形を重ねたら透過率を高くしてトマトが見えるようにして位置調整してください。その後「単純型抜き」します。その後、適当な図形を重ねて「単純型抜き」して余分な部分を削除していきます。
p.3 図形の「頂点を編集する」を選択すると、頂点の両側にバーが現れます。先端の□を左右に伸ばすと図形が変形します。バーを傾けると凹んだ形状にもなります。
p.4 通常、図形を拡大すると上のように線が粗くなってしまいます。コピー→形式を選択して貼り付け→画像(SVG)を選択して貼り付けると拡大しても鮮明にできます。このSVGは「ベクター形式」で各点をデータとして処理するため、画像処理によく使われています。pngやjpegは拡大すると画像が粗くなります。
p.5 挿入→アイコンをクリックすると、アイコンがたくさん表示されます。検索した方が実用なアイコンを速く見つけられます。アイコンを選択後、グループ解除すると構成しているパーツに分解できます。あとはパーツごとに色を設定するなどの編集が可能となります。
今回、型抜きという手法が学べたので、今後活用していきたいと思います。明日は、歯車などの描き方を実践して紹介いたします。