いよいよGitを用いてファイル管理のやり方を勉強していきましょう。本日は「ローカルリポジトリの作成」です。
資料はこちら → Gitその3
p.1 先ずGitを起動させて、①ホームディレクトリに移動します。「$ CD ~」で移動します。②ここに「genkou」というディレクトリを作成を「mkdir」を用いて作成します。電子書籍の原稿をGitで管理するために「genkou」という名称にしましたが、お好きな名称にしてください。③Visual Studio Codeを起動してテキストファイルを作成します。言語を聞いてきますので、今回は「markdown」を選択して、メモを記入します。
p.2 メモは1~2行目に適当な語句を入れてください。「genkou」のディレクトリに「Git_genkou.md」のファイル名で保存します。
p.3 今回用いるコマンドの一覧表です。
p.4 ④コマンド「CD」を用いて、genkouディレクトリに移動、⑤コマンド「git init」を用いて、ローカルリポジトリ作成します。⑥コマンド「ls -a」を用いて「.git」ディレクトリの確認をします。ディレクトリのツリー図を示しておきます。
p.5 ⑦コマンド「git status」を用いて、ローカルリポジトリの状態を確認します。保存した「Git_genkou.md」は、Untracked(追跡されていない)なファイルであることを示しています。今後何度も「git status」で確認していきます。
p.6 ⑧今まで「ワークツリー」内にあるファイルをステージンエリアに登録します。コマンド「git add」を用いて簡単に登録できます。⑨「git status」でステータスを確認すると、ファイルがUntrackedからcommittedに変化したことがわかります。
p.7 Visual Studio Codeで先に保存したファイルを読み込み、3~5行を追加します。追加場所に緑線が表示されます。保存後、コマンド「git diff」を用いて差分を表示させます。赤字が削除、緑字が追加された語句です。削除したものはないのに変だと思われると思います。改行の有無に差があるようです。
p.8 ⑪またステータス確認です。変更されたGit_ genkou.mdがワークツリーにあることがわかります。変更したのでコミット(記録)します。コマンド「git commit」を用います。
p.9 自動でVisual Studio Codeが立ち上がります。コミットの説明文が#以降に書かれています。
p.10 1行目にコミットタイトル、2行目は空、3行目にコミットの詳細を記入して、上書き保存します。
p.11 コミットメッセージのタイトルや追加したファイルの情報が表示ます。これでコミットは終了です。状態を確認すると、ワークツリーのGit_genkou.mdはそのまま残っています。
p.12 Visual Studio Codeで6、7行目を追加して保存します。コマンド「git add」でステージンエリアに登録します。ステータス確認で、ステージンエリアに登録あることがわかります。Visual Studio Codeを用いず-mとコミットメッセージを直接コマンドラインから指定することもできます。
p.13 本日の流れを絵にしました。コマンド「git add」と「git commit」を用いて次のステージに渡します。特にコミットの場合は、都度コミットの説明記録を残す作業が必要です。