トピックス 実験

どんな感触?

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夏休みに子供と楽しむ実験の紹介です。今朝NHKで放映していました。

動画はこちら → https://www.nhk.jp/p/nagoya-weekend/ts/JY653YNGWP/movie

資料にまとめました。→ 片栗粉実験

p.1 片栗粉ダイラタンシーという性質を用いた実験です。以前「力をいれると硬くなるもの、柔らかくなるもの 知っていますか?」でも紹介しました。片栗粉:水=1:0.7で混ぜ合わせます。手で握った瞬間は固まりますが、直ぐにドロドロに溶け出します。片栗粉は水に溶けているわけではなく、分散しているだけです。左下の顕微鏡写真を見ると粒子が見えますね。ダイラタンシーは右下図のように、握った時に水が内側に押されて表面が硬くなりますが、手を開くと水が表面に戻って来てドロドロになります。

p.2 足踏みをしている間は沈みません(左上)が、足踏むを止めると、ズブズブと沈んでいき、足を抜くのが大変になります。この実験、片栗粉を大量に使い、後始末が大変ですが、1度は試してみたら面白いと思います。 右の実験は、風船に上述の比率で作製した液を注入後空気を抜いて、風船の入口を縛って封じます。顔を描いたりして出来上がりです。手でむぎゅむぎゅして遊びます

p.3 片栗粉を入れたスライム作りです。通常は洗濯糊(ポリビニルアルコール)ホウ砂だけで作るのですが、片栗粉を入れると延びがよくなるようです。片栗粉40g、水40mL、洗濯糊50mL絵具少々入れて混ぜ合わせます。 ぬるま湯100mLにホウ砂5gを溶かします。 この液を先ほどの液に入れて混ぜ合わせるとスライムの出来上がりです。手で丸めたり延ばしたりして混ぜ合わせます。水性絵具が手に着かないのは不思議ですね。遊んだ後は手をよく洗いましょう。以前のブログ「似た者同士は恋をする」もご覧ください。

簡単にできて、大人も楽しめます。是非、試してみてください。デジタル社会において、このような五感を使う実験はお勧めです。

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