私は、論理的な見方よりもイメージを優先する大雑把な人間です。先日テレビ番組で、図書館プロデューサーの赤木かん子氏が各地の図書館をリニューアルする話が紹介されました。本の識別用のラベルを動物などのシールに貼り替えて見て識別力を上げるとか、空を飛ぶ鳥に関する本は上の方に、海洋生物は下の方に置くなど、対象のイメージに合った位置に配置する、奥まで見通せるように書棚のレイアウトを変更する、一つのエリアに空スペースがあるからと言って他のジャンルの本を置かずに、表紙が見えるように配置するなど種々プロデュースしていました。図書館に毎週通って、イメージを大事にする私にとっては、興味深い工夫だと感心しました。 ただ赤木氏が、「ブラックホールがあることが証明されたので、あるかないかを議論している本は除去する」と言っていました。これについては、少々違和感を感じてしまいました。新事実までの歴史的背景を無くしてしまうのはどうなのかと思いました。 たまたま、このブログを書くために、検索していたら、私のように違和感を感じていた方が投稿していました。「図書館プロデューサー赤木かん子さんに物申す!」という過激なタイトルです。 上述で記載したリニューアルの様子が写真入りで紹介されていましたので、興味おありの方は読んでみてください。
物申す記事はこちら → https://towering-horizon.com/archives/1080484125.html
活字離れが進んでいる昨今、一人でも多くの方が図書館を利用するための試みが各地で行われています。 図書館に行ってみてください。読書は楽しいですよ。