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歌うロボット

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以前「ソフトロボット自作してみますか?」でソフトロボットを幾つか紹介しました。先日、「いいかげんなロボット」(著者:鈴森康一 発行所:化学同人)を読んでいたら、ソフトロボット≒いいかげんなロボットなのです。「いいかげん」は「良いかげん」のポジティブな意と無責任、でたらめネガティブな意味がありますね。「適当」も同じように、良い意味と悪い意味を持っています。私の場合、どちらかというと悪い意味として捉えることが多かったです。 このいい加減さが今後のロボットに求められる機能だそうです。より動物的な機能に近づけることだと思います。しなやかさ、判断する、自己修復、機能の分散などが求められます。たくさん研究されているので、何回かに分けて紹介します。ユニークなところから

歌の曲名は? → https://www.youtube.com/watch?v=0zjOAtRrnMI

歌 その2 → https://www.youtube.com/watch?v=IlEptSwDCcw

オバQ(昭和年代しか知らないかな)の口に似ていて、見ていて笑えますね。このソフトロボットは、マイクで拾った音をフィードバックして声道を調節しているそうです。動画では見えませんが、声帯があり、口の上の鼻腔も共鳴する役割を担っています。「あ」と発音するだけでもパラメータは幾つも存在しそうです。以前「ロボットが上手くトランペット吹けるのに、私はなぜ上手く吹けないのか?」で、トランペットを吹くロボットを紹介しましたが、このソフトロボットの方が技術的には難しいと思います。ハードなロボットに比較して、フレキシビリティのある素材駆動方式の開発あるいはパラメータが多くなるために、分散制御などシステム開発が必要になってきています。

 

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