「思考からの逃走」（著者：岡嶋裕史 発行所：日本経済新聞出版）を紹介します。第１章「意思決定を放棄する私たち なぜ自分で決めないのか？」を読んで、頷く部分がかなりありました。 そう言えば、思い当たるところがあります。 ご祝儀にいくら包むか？という場合、自分で決めないで早速Website で調べて決めます。世間相場が書かれているのです。 上述の本では、学生から「就職先を決めてください」と依頼される例が述べられています。失敗したくないために、模範解答を求める風潮が背景にあるようです。大学の講義もやり難いと述べています。 講義内容が合っているかどうかをWebやSNSでチェックする学生がいるようなのです。WebやSNSが合っているとは限らないのにです。 私も、Webで確認することが多いので、同様な状況になっていますが。 模範的な解答は幾つもあっても、最適解でないかもしれません。 機械学習で喩えると、極大のピークではなく最大ピークを目指すべきではないでしょうか？ でなければ、科学技術の発展は止まってしまいます。失敗を多くした方が、最適解を見つけられそうな気がします。 ですから、意思決定は自分でしましょうね。 他人に決めてもらうなんて、つまらないですね。自分の人生なのですから。
意思決定のTEDです。面白い！ → https://www.ted.com/talks/dan_ariely_are_we_in_control_of_our_own_decisions/transcript?language=ja#t-2503
こんなのもあります → https://www.ted.com/talks/sheena_iyengar_how_to_make_choosing_easier/transcript?language=ja#t-645600
外部からの影響度により意思決定も左右される場合があるので、気をつける必要があります。