「天才になる方法」(著者:角田陽一郎 発行所:大和出版)のタイトルに惹かれて思わず図書館から借りてきました。私自身、天才にはとてもなり得ない人間なので、非常に興味を覚えました。著者は、バラエティープロデューサーで「さんまのスーパーからくりTV」「中居正弘の金曜日のスマたちへ」などをプロデュースしています。1年前に東京大学大学院に入りなおして、学業もこなしている方です。著者が天才と称した方を眺めて、天才とはこういう人であるという見方を示しています。 いいことを言っています。幾つかキーワードを紹介します。
天才への道は、「自分の宇宙を広げられる」「自分の思いを伝えられる」「自分の興味につながる仕事をする」「知的探求心を鍛える」「未来を楽観的に考える」「なんでも楽しむ目」「興味のある人に響くモノコトを作る」……とたくさん書かれています。読んでいるうちに、諦めの境地になりますね。これらを満足させるのは無理だと。著者はこんなことも言っています。 「閉」は「才」が門の中に閉じ込められています。つまり才能です。「悶」という字は心が閉じ込められています。才能が閉じ込められて悶々としていると「閃く」そうです。 コロナ禍で悶々としていると新しい発想が出てくるかもしれません。 チャレンジのチャンスにしていきたいものです。 この著者は、天才になりたくて、もがいている自分を曝け出して読者に伝えたいことを本にしたようです。
私は、本を書こうと思って、ブログを始めましたが、振り返ってみると、他の本、動画やWebsiteの紹介が多く、オリジナリティがまだまだ不足していると感じています。上述の本の著者に比べれば、修行が足りないようです。 まあ、気長に我が道を行きますか。