キャンプで使用していたランタンを非常用の灯りとして置いていたのですが、全然点灯しないのです。推測するに、ランタン中央に取り出し可能な懐中電灯があり、その電源をONにしたままにしていたと思われます。スイッチ部に「〇」と「●」が書いてあります。取説を紛失したので、早速検索してみたのですが、なかなかヒットせず苦労しました。「〇」と「|」はヒットするのですが、この「●」は一般的ではないようです。次の資料をご覧ください。
資料はこちら → 電源マーク
P.1 「〇」がOFF、「●」がONが正解でした。 「〇」「×」「✓」について、表にまとめてみました。海外で「〇」はゼロ、NGあるいはキャンセルを意味するようで、日本の肯定的な意味とは異なるようです。逆に、海外では「×」はOKとか決定の意味があるそうです。個人的な推測ですがクロスは十字架なので、肯定的な意味があるのでしょうか? 「X(エックス)」と書くと未知な意味になります。 海外で「✓」はOK、日本でも最近はチェックしてOKという意味で使われていますね。
p.2 「〇」と「|」はどちらがONでしょうか? これはIECで左下のように世界共通のマークになっています。一番有力な理由は、デジタル信号は1と0ですので、「1」がON、「0」がOFFに対応しています。IN、OUTという理由もイメージが合います。 変わった理由としては、バタフライバルブの開いた状態が「|」、閉じた状態が「〇」というものがありました。 私のイメージとしては、スイッチONの時は線が繋がり、OFFの時はオープンと覚えると良いのではと思っています。 スタンバイはONとOFFが組み合わさったマークなのですね。一つのスイッチでON・OFFするものは〇で囲われたマークです。 ドラえもんが腕を伸ばした状態がONと言うのも面白い覚え方です。
p.3 このようなマークは「ピクトグラム」と言って、前回の東京オリンピック時に多くデザインされたようです。今度の東京オリンピックのために、見直しがされています。救護所や温泉マーク等、以前よりも分かり易いものになっています。
p.4 それでもまだ紛らわしいマークが存在します。 左上はエレベータではなくトイレのように見えます。右図はトイレの案内マークです。上の2枚の実際は、色がついていて、MとWの文字は書かれていません。弱視の方が見て色で判断できない場合は形で判断する必要があります。下の2枚の絵と比べてみてください。反対の形状になっています。肩幅が広い方が男? スカートをはいている方が女? 上の2枚は字が書かれているとWoman、Manを表していることがようやくわかります。 トイレに行きたい時に迷うのも困るので、分かり易い表示が求められます。