我家はケーブルテレビを利用しています。隣り合わせの部屋にテレビが1台ずつ置いてあるのですが、同時に同じ番組にすると音がかなりズレて聞こえるのです。 古くなった1台を買い換えたら、音の後先の順番が入れ替わりましたが、やはり時間差はあります。テレビのデータ処理スピードに起因するものなのでしょうか? 時報の際、電波時計が一番早く、その後に2台のテレビが続きます。ということは、時計と2台のテレビの空間ではそれぞれの時間がある? 以前「時間は存在しない 本当?」で話したように、時間という概念がわからなくなってきます。
標準時のWebsiteです → http://www.nict.go.jp/JST/JST.html
パソコン内蔵の時計と日本標準時との差も表示してくれます。標準電波は、「おおたかどや山標準電波送信所(福島県田村市都路町)」と「はがね山標準電波送信所(佐賀県佐賀市 富士町)」の2箇所から発信しているようです。全国に網羅するため設定されているのでしょうね。 日本標準時は協定世界時より9時間進んでいて、東京小金井市にある施設内のセシウム原子時計で生成しています。東経135°の明石が基準になっているのは昔と変わっていないようです。
YouTubeでオーケストラや吹奏楽の指揮者と音がズレているのが前から気になっていたのですが、直す方法はあるようです。 デジタル化され、データを「エンコード」して伝送し「デコード」して再生する際にズレたり時間差が生じるようです。 昔のアナログにはない、難しさがあるのですね。 アナログと言えば、日曜日に30年以上も前のレコードプレーヤーを動かしてみました。リニアトラッキング方式の当時最新技術のプレーヤーでした。若い方はレコードプレーヤー自身みたことがないと思います。通常は針のついたアームが動いていくのですが、リニアトラッキングは直線のアームに沿って針が動いていきます。針近傍にはセンサがあり、曲と曲の隙間を検出できるので、曲の順番をプログラムすると曲の順番を変えて頭出し可能なのです。従来のアーム方式は一方通行で、頭出しはできないのです。 恐る恐る動かしてみると、自動でターンテーブルが出てこないトラブルが発生しました。ダメもとで手で強引に引張だし、レコードをセットして無理矢理押し込んだところ、針が自動で動き出したではありませんか。スタートボタンを押したところ、1番目の曲から再生してくれました。スキップを押したら、2番目、3番目と頭出しも可能でした。 再生した音を聞きましたが、CDなどに聴き慣れていたので、ほっとした音で安らぎますね。CDにもなっていないレーコードをしばらく楽しめそうです。