以前に「目的と目標」の話を何度も取り上げてきましたが、この場合は目的があってその下に目標が幾つも存在します。会社の組織はどうでしょうか?同じようなピラミッド型になっています。国の法令も、トップに法律があり下位になるほど具体で詳細な文章になっていきます。法令=法律+命令 のように覚えておくと良いかもしれません。
まだ中途半端の資料ですが、ご覧ください。 → 法令など
法律→政令(〇〇施行令)→省令(〇〇施行規則)→施行通知のように名称が変わっていきます。 「通達」は、上部→下部行政機関への命令、「通知」は上部→下部行政機関への伝達 を意味します。 この「通知」は行政機関内の伝達事項かもしれませんが、その内容が上位の法令であれば、これに基づいて行政から指導を受けることが多いですね。法に触れることがあれば、業務停止もあり得るわけです。
一方米国はCFR(the Code of Federal Regulations)という連邦規則集があります。
タイトルだけでも見てください → 連邦規則集
順番に規則性はなく、できた順でしょうか? 「大統領」「インディアン」というタイトルの法律まで含まれています。これらの項目の中が細分化されていきます。日本より検索し易いかもしれません。日本の場合、どんな法律が幾つ存在するか把握するのは難しいかもしれません。
「ガイドライン」と「ガイダンス」の違いも理解し難いですね。 「ガイドライン」は「指針」の意味合いで使われていると思います。強制力はないが、こうすべきみたいなニュアンスでしょうか? 「ガイダンス」は「手引書」となりますか。ガイドラインとの違いが明確ではないですが、ガイドラインの方がやらなければいけないような感覚があります。
違いに曖昧な部分がありますので、たまには興味を持って覗いてみるのもよいかもしれません。