「化学実習」の中では、微生物の話も盛り込みました。
資料参照ください。 → 微生物実習
p.1 バイオバーデンや滅菌の話をする前に必ず、この問題を出します。多湖輝先生の頭の体操シリーズに掲載されていた問題です。 この類の問題は真面目に考えない方がよいですね。微生物専門の方は、次ページのような式を思い浮かべてしまいます。 似た問題は、以前紹介したかもしれませんが、スイレンの葉が池を覆う日数を問う問題です。→ https://note.com/fujigakkie/n/ne8a8b68bc193 ちょっと本筋から外れました。
p.2 微生物1個が2個、4個と分裂していくと、15分辺りからうなぎ上りに増加します。 実際は、この後右下のようにカーブを描くそうです。
p.3 この微生物の増殖を実感してもらうため、小麦粉、砂糖、イースト及びお湯をポリ袋に入れて、パン生地をこねてもらいました。熱を感じるまでこねた後、オリーブ油を入れて取り出し、ステンレス皿に平らにのせます。温度計と定規をさして、温度と生地の高さを定期的に測定します。 その間並行して、他の講義を進めていきます。 暫くすると、生地が膨らんで来てパンの香りがしてきます。発酵ですね。 イースト菌がブドウ糖をエタノールと二酸化炭素と熱に変化させているのです。 パンの香りは、エタノールも関係しているのでしょうか? こんな話をして、次はホットプレートでパンを焼きます。香ばしいパンのいい香りがしてきます。 味はつけていませんが、暖かかいパンはおいしいですよ。 いつもこんな研修であれば楽しいのですが。