昨日にNHKクローズアップ現代「あなたは“脂肪味”を感じますか?最新研究!味覚が健康を左右する」は、面白いテーマでした。「甘味・酸味・塩味・苦味・旨味」に続く6番目は「脂肪味」だそうです。 これに鈍感な方は、脂肪を摂り過ぎてしまうようです。そうすると、糖尿病やメタボになってしまいます。 脂肪味は、甘味や旨味とも連動しているため、脂肪味が鈍感な方は、甘味や旨味も不足していると勘違いして、大食いしてしまいますので、健康には不利なことばかりとなります。 脂肪味に敏感になるためには、野菜や魚などを中心にした食事にするだけでかなり改善されます。 塩味に鈍感な人は、味が付いているのに醤油をかけたりする傾向があります。私も、身に覚えがあります。 これを解決するには、塩分を控えた食事を継続しなければなりません。 山梨県の子供たちに実施している事例が紹介されました。 目隠しして、生の白菜とキャベツを食べてもらいます。 よく噛むとキャベツは甘味がでてきますね。 これは、味の違いに気が付かせる体験でした。 舌にある味蕾細胞はセンサの役割をしていて、甘味を感じるとインシュリンを分泌させたり、脂肪味を感じるとリパーゼを準備するそうです。 このセンサの感度が悪くなると、消化にも影響がでてきて不健康になるわけです。
最近、ファーストフードなど欧米化した食生活になってきていますが、和食の良さを見直して味に敏感な舌にしていきたいものです。
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