今朝、NHK朝のニュースで「アートが新しい発想を引き出す感性を鍛える」というトピックを紹介していました。 ITやAIの若い技術者を集めたオープンな研修で、人物像が描かれている紙を逆さに見て、模写するという場面が出て来ます。逆さから見て描いた方が上手に描けるそうです。 正常な方から見ると、先入観が働いて上手く模写できないようですね。
興味がある方は、この研修だと思います → https://www.recruit-ms.co.jp/open-course/dtl/S00159/
脱線しますが、「アンビグラム」ご存知ですか? 左の文字は「令和」ですが、逆さに読むと?
このWebsiteご覧ください → アンビグラム
「Art & Logic」の研修で、感性を鍛えるためのヒントを教えてくれるようです。 私が担当する研修の中でも、常々「感性を鍛えよう」と言っていますね。以前のブログ「五感を鍛えよう」の最後の方に、私が勧める感性を磨く方法が書いてあります。 「視点を変えると形が変わる」で、視点を変えて物事を見ようとも言っています。 研修の中で、スケッチを頻繁に実践するのも、上述のArtに通じる効果を狙っています。 今ちょうど、先日読み始めた「騎士団長殺し」のイデア編・下の中ほどを読んでいるところですが、肖像画を描いている主人公が、対象の人物に隠れている「何か」を感じて絵に描いている場面が出てきました。 我々が今後、「何か」を創出していくには、やはり「感じる能力」を鍛えていかなければならないのでしょう。 私も、頑張って「感性」を磨こう!