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65年前のアニメ

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最近本を読んでなかったので、久々に書店に行きました。 たまたま手塚治虫さんの「火の鳥」の文庫本(発行所:角川文庫)が目に入りました。 1954年作なので、65年程前の作品です。 鉄腕アトム、ジャングル大帝ブラックジャックは読んだり、TVで見たことがありました。 この「火の鳥」の存在は知っていましたが、読んだ記憶が残っていません。 13巻からなる長編アニメです。 昔から長編小説は好きでしたので、挑戦してみることにしました。

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読む順番により楽しみ方が異なってくるようです。 過去から未来へ時系列で読むか、過去→未来→過去→未来→過去→現在とジグザグに振動しながら現在に近づいてくるかの2パターンがあるそうです。 手塚治虫さんは、後者を試したかったようです。

1巻の「黎明編」を読み終えました。漫画なので、直ぐ読めます。 日本書紀や古事記に登場してくる人物と創作上の人物が入り乱れてでてきます。 ヒステリックな「ヒミコ」と火の鳥を狙う男が登場します。 「ここらには喫茶店も映画館もないからデートも味気ない・・・」などという古代の物語とは思えないセリフもでてきて、ユーモラスな部分もありますが、人間の「生」に対する欲望が今後のストーリーにも繋がっていくような予感を醸し出しています。

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