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ウイルスの形は幾何学的?

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新刊本コーナーから借りた本の第2弾「身近にあふれる微生物学が3時間でわかる本」(著者:左巻健男 発行所:明日香出版社)です。微生物はどんな生物?に始まって、常在菌、食品、食中毒、病気と種々の話題をわかりやすく紹介しています。 私が一番興味を覚えたのは、「ウイルスの形が美しい」という件(くだり)です。そこで、形について検索してみたところ、電子顕微鏡写真で面白いものを見つけました。

資料はこちら → ウイルス

球状、棒状などがありますが、バクテリオファージは特異的な形をしています。「Amaging!  Unbelievable!」です。 「T4ファージ」は、正二十面体の頭細長い胴体尻尾そして蜘蛛のような足を有した構造体です。細胞膜にロケットが着陸しているように付着しています。 尻尾細胞膜を溶かして、核酸を注入します。そうすると細胞内でファージが増殖して細胞を溶してしまうようです。医療用に応用されています。このバクテリオファージの説明動画があります。英語ですが。

動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=YI3tsmFsrOg&t=18s

この他に、一歳未満の乳児がハチミツを食べてはいけないのは、世界一毒性が強い「ボツリヌス菌」の芽胞(仮死状態)がハチミツ内にある可能性があり、胃の中で仮死状態から目覚めた菌が、胃酸による殺菌力が弱く腸内細菌が未発達な乳児の体の中で増殖してしまうからだそうです。 大人の場合は、大丈夫ですが、増殖した状態のものは危ないので加熱調理は必要です。

興味がお持ちの方は、一読ください。

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