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楽器でこんなに趣が変わる

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昨日紹介した「新日本紀行」は、シンセサイザーのパイオニアである故 冨田勲さん作曲であることを知ったのは2年ぐらい前です。こんなに叙情ある曲はありませんね。私が子供の頃TVで「新日本紀行」をよく見ていましたので、余計に感じ入るものがあります。 「まんが日本昔ばなし」に似た、ほのぼのと心安らぐ音楽です。

CDが初めて巷にお目見えした時、最初に購入したのが冨田勲さんの「月の光」でした。ドビュッシーのピアノ曲をシンセサイザーで仕立てた画期的な1枚でした。シンセサイザーというと人工的な印象を受けますが、このCDは奥深い音色を感じます。比較して聞いてみてください。

先ずはピアノの「月の光」です。 → https://www.youtube.com/watch?v=240mNwuyYHA

シンセサイザーの「月の光」です。 → https://www.youtube.com/watch?v=8ajSyyzIC_8

アラベスク第1番」のピアノ現曲です。 → https://www.youtube.com/watch?v=Qc3zHVcCMcQ

シンセサイザーの「アラベスク第1番」 → https://www.youtube.com/watch?v=igHOaMOzzUo&list=PLSxqYQj310OAZyYzxAkEvyI8d6cO7H9E2

11秒付近から出る口笛みたいなところ好きです。

ピアノの「ゴリーウォークのケークウォーク」 → https://www.youtube.com/watch?v=aCLVB2tPY98

シンセサイザーは → https://www.youtube.com/watch?v=8aX1PJ3kLJ4

いかがですか? ピアノはピアノでいい感じですが、シンセサイザーの音は宇宙的な響き滑稽さを上手く」表現していると思います。 これらの曲を聞くと、やはり前述の「新日本紀行」はいい曲です。同じ作曲家とは思えないですね。

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