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創造的な活動に“知らない“は禁句

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暑い夏、レールが膨張して脱線の原因になりそうです。 失敗学の権威である畑村先生が、「鉄の熱膨張率」を学生に質問すると、「知らない」「調べます」と言う学生が多いそうである。 私も研修を担当していて、同じような経験は多くあります。確かに、インターネットで調べれば直ぐ答えは得ることができるので、効率はいいですね。便利な時代です。昔ならば、図書館に行って調べる必要がありました。 畑村先生曰く「知らなくてもわかる方法は必ずある」というのです。

レールの長さを長過ぎず、短過ぎない25m/本、レールとレールの隙間は脱線しない1cmぐらい、真夏のレールの温度は目玉焼きができる70℃、冬は0℃という値を設定してあげれば、1℃当たりの熱膨張率α=0.01/(25×70)=6×10-6/℃と計算できます。と説明しています。
実際は10×10-5/℃なので、桁ではほぼ合っているということになります。正確な数字でなくても、鉄を材料として使えるのか、使えないのか、あるいはどのくらい余裕を持たさなければいけないのか? などについて、この概算の膨張率を使って考えるには十分です。

レールの膨張は → https://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/netuworld/syoutai/boutyou2.html

以前のブログ「今地球上では何人の人が寝ているか? 推定は大胆に!」で紹介した「フェルミ推定」も同じですね。 畑村先生は「創造的な活動に“知らない“は禁句である」とも言っています。同感です。 「機械に勝る人間最大の武器は?」でも述べましたが、創造力はAIにはまだまだ真似できない人間の武器です。 今ある情報からどう考えるか? どう発想するかが大事です。

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